こんにちは!TAIKIです!
皆さん、いらなくなったパソコンやUSBメモリー、売ったりあげたりしたことありませんか?
「ちゃんと初期化したから大丈夫!」と安心しているあなた・・・
実は、その考え…めちゃくちゃ危険です!
今回は、中古のハードディスクやUSBメモリーを実際に買ってきて、データ復元を試してみることにしました!
いやいや、別に変な趣味があるわけじゃないですよ!?(ほんとに!)
目的は2つあります!

- 「消したはずのデータ、本当に復元できるの?」 を検証する
- 「中古で売るときに、簡単な初期化じゃダメな理由」を皆さんに知ってもらう
それでは、さっそく行ってみましょう!
買ってきた中古ハードディスクとUSBメモリーを復元!
今回の実験のために、ハードオフとメルカリ で中古のハードディスクとUSBメモリーを購入。
データ復元ソフト 「EaseUS Data Recovery Wizard」 を使って検証してみます!
このソフト、なかなかヤバい機能を持っているんです。
- 削除したデータをスキャンして復元できる
- フォーマットしても復元可能
- 壊れたUSBメモリーやSDカードからもデータを取り出せる

ハードディスクの中身を見てみると…!?
まずは、メルカリで買った 2.5インチのハードディスク をスキャン。
画面に表示されたのは…
📂 Windowsシステムデータ
📂 復元された個人フォルダ
📂 消したはずの写真や動画

ん?ちょっと待って…
写真が出てきた…?
とりあえず開いてみると…
グラビア写真!?


なるほど、前の持ち主はこういう趣味があったのね…
と生暖かい目で見ていたのも束の間、
📷 家族写真
📷 カップルのツーショット
📷 プリクラ

え、これ…持ち主の人じゃないの!?
個人情報、ダダ漏れ!!!
いやいやいや、怖すぎるでしょ!?
もし、悪意のある人がこれを拾っていたら…

個人情報を特定されて、SNSで拡散されたり、悪用される可能性も・・・
という、恐ろしいことになっていたかもしれません。
USBメモリーもチェックしてみたら…もっとヤバかった
次に、中古で買った USBメモリー をスキャン。
すると…
📂 仕事の資料
📂 会社の契約書
📂 クレジットカードの明細

ちょ、これ絶対社外秘のデータやん!」
いやいや、普通にやばいでしょ…。
USBメモリーって、気軽に人に貸したり譲ったりすることが多いですが、 こんなに簡単に復元できるなら 情報漏洩リスクが半端ないです。

これはもう、適当にフォーマットしてる場合じゃないな…
ちなみに、ハードオフで買った中古のハードディスクとUSBメモリーからは何も復元できませんでした。
きちんと処理されていたようです。
消したはずのデータがなぜ消えていないのか?
ハードディスクやUSBメモリーでは、「削除」や「フォーマット」をしても、データが完全に消えるわけではありません。
その理由は、データ削除の仕組み にあります。
ファイルを削除すると、実際にはデータの中身を消すのではなく、「この領域は空き領域として再利用可能」というマークをつけるだけ。
つまり、データはそのまま残っているのに、OSからは「空き領域」として認識されるのです。
適切な復元ソフトを使えば、この隠れたデータを簡単に復元できる というわけです。

じゃあ、フォーマットすれば大丈夫?

甘く見るなぁぁ
多くのフォーマット方法は、ファイルシステムの管理情報をリセットするだけ なので、データ本体は残ったまま。
だから、フォーマットしただけでは、復元ソフトを使うとデータが蘇ってしまうんです!

安全にデータを消す方法!
では、どうすれば完全にデータを消せるのか?
✅ USBメモリー・HDD・SDカードの場合
普通のフォーマットではダメ!
🔹 フォーマットするときに「クイックフォーマット」のチェックを外す!
🔹 時間はかかるが、上書き消去されるので復元できなくなる!

✅ パソコンを手放すとき
Windowsの「PCをリセット」機能を使うとき、
- 設定 → システム → 回復
- 「このPCをリセット」→「すべてを削除する」→再インストール方法はどちらでもOK
- 追加の設定→設定の変更→ 「ドライブのクリーニングを実行する」を「はい」にする!
これをやらないと、データが復元されてしまいます。

✅ 究極のデータ消去方法
もし、「どうしても復元されたくない!」という場合は…

💥 物理的に破壊じゃ!
- HDDはドリルで穴を開ける!
- USBメモリーやSDカードは粉々にする!
「これなら絶対に安全!」 …と思うでしょ?
実は、警察や政府機関が使う特殊な技術を使えば 一部復元できる可能性もあるんです。
…まあ、そこまで気にするのは 「スパイ映画の主人公レベル」なので、一般的には しっかりフォーマットすればOK です!
まとめ
データを消したつもりでも、実は見えなくなってるだけで、簡単に復元できちゃうんです。
フォーマットも「消した風」なだけで、中身はそのまま残ってることが多いんですよね。
中古のハードディスクやUSBメモリーには、個人情報やヤバいデータが残ってる可能性があるので、適当に手放すのは危険!
安全に消去するなら、専用ソフトを使うか、最終手段として物理的に破壊するのがベストです。
しっかり対策して、大切なデータを守りましょう!
それではまた次回!👋
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