こんにちは、TAIKIです!

Wi-Fiルーターの横に、たった100円の“アレ”を置くだけで電波が強くなるらしいよ…
っていう、都市伝説みたいなウワサ、聞いたことありませんか?
最初は、僕も「はいはいまたネットの怪しい情報ね」と思ってたんですが…
まさかの NTT東日本が公式サイトで紹介してた というからビックリ!
ということで今回のテーマは
「アルミホイルでWi-Fiの電波は本当に強くなるのか?」 を、ガチで検証してみた!って話です。
アルミホイルが電波を強くする理由
Wi-Fiの電波って、ルーターから360度に広がっていますが、家の隅っこに設置していると、その半分以上が壁の外とか、床下とか、無駄な方向に飛んじゃってるんです。

そこで登場するのがアルミホイル!
実はこれ、電波を反射する性質があるんですよ。
WiFiルーターの周りにアルミホイルを置くだけで、無駄に外へ出ていく電波を跳ね返すことができます。
壁側にアルミホイルを設置し、部屋の中に向ければ、弱かった場所に電波が届くようになります!
まずは実験前のスピードチェック!
僕のスタジオで、各部屋の通信速度をチェックしてみました。
場所 | ダウンロード | アップロード |
---|---|---|
ルーター横 | 263Mbps | 358Mbps |
編集室 | 260Mbps | 250Mbps |
玄関 | 200Mbps | 150Mbps |
寝室 | 80Mbps | 58Mbps |
外 | 圏外 | 圏外 |
はい、寝室と外はほぼ死亡…。
特に寝室は壁2枚挟んでるので、電波が激弱でした。
アルミでルーターを包んだらどうなる?
「じゃあ、ルーターをぐるぐる巻きにしちゃえば最強なのでは?」
と思って試してみたら…なんと通信速度が逆に落ちた!
実は、アルミをルーターに密着させると電波が反射されずに吸収されちゃうらしいです。
ルーターの温度も爆上がりで、めっちゃ熱くなってました。危険!
本命:アルミの“反射板”で実験!
というわけで、本命の方法。
アルミホイルを何十にも重ねて、ピシッと伸ばした自立式の反射板を作成!
ルーターの背面に置いて、寝室方向に電波を反射させます。
で、各部屋の速度がどうなったかというと…
場所 | Before(DL/UL) | After(DL/UL) |
---|---|---|
編集室 | 260 / 250 | 263 / 316 |
玄関 | 200 / 150 | 262 / 319 |
寝室 | 80 / 58 | 124 / 96 |
外 | 圏外 | 90 / 73 |
効果ありました!
とくに寝室と外!
「通信できない→ちゃんと繋がる」に進化したのはデカいです。

鉄やステンレスじゃダメなの?
「アルミじゃなくて鍋とかで代用できないの?」と思うかもですが…
答えはNO。
金属には“導電率”というのがあり、これが高いほど電波を反射してくれます。
アルミは安くて、導電率も高いので、ベストなんです!
一方で、鉄やステンレスは電波を吸収しちゃうので逆効果。
中華鍋とかで反射板を作っても、ダメなんです。
やってはいけない!ルーターのNG設置場所
最後に、アルミを使う以前にやってはいけない場所も紹介します。
✅ テレビの裏
⇒ 金属が電波を遮る!通信速度が2割もダウンした実験結果も。
✅ 金属製のラックの中
⇒ 鉄の棚は電波の墓場。
✅ 水槽の近く(特に2.4GHz帯)
⇒ 水は電波を吸収。加湿器の近くも注意しましょう。
✅ 本棚の中
⇒ 本も水分を含んでいるので意外と電波を吸収します。
おすすめの改善アイテム
「アルミホイル反射板を作るの面倒…」という方には、Amazonで売ってるアルミ板もオススメ。
1枚330円くらいで、壁に貼るだけでも効果あり!
さらに、上に向けて電波を飛ばしたいなら、ルーターの下にアルミ板を敷くとGOOD!
ちなみに、アンテナは横向きに電波を飛ばすので、上に飛ばしたい場合はアンテナは縦向きに!

結論:アルミホイル、100円でできるならアリ!
というわけで、まとめです👇
- アルミホイルはWi-Fiの電波を反射して、電波の届く範囲を広げられる!
- ただし、ルーターに密着させるのはNG。距離を取って反射板として使うこと!
- テレビの裏・水槽のそば・鉄の棚の中には置かないで!
劇的に改善!とまではいかないけど、100円でこれだけ変わるなら試す価値アリ!
お金をかけずにできる小技として、ぜひ活用してみてください!
もっと詳しく知りたい人は…
YouTubeでは、実際の速度検証やアルミ板の作り方、ルーターのNG設置場所なんかも映像でしっかり紹介しています👇
👉 [動画はこちら]
Wi-Fiルーターの買い替えを検討中の方は、【Wi-Fiルーターの選び方】動画もチェックしてみてください!
それでは、また次回!
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