こんにちは!こんばんは!パソコン博士TAIKIです。
SSDを買いたいけど、種類が多すぎて、どれがいいのか分からない・・・
そんなあなたに、正しいSSDの選び方と、お勧めのSSDをご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
YouTubeでも詳しく解説しているので、良ければ見てください!
はじめに
SSD(Solid State Drive)は、従来のHDD(Hard Disk Drive)に比べて、高速で静音かつ、消費電力も少ないので、PCやスマホ、タブレットなどで広く利用されています。
しかし、SSDは容量やタイプによって性能が大きく異なるため、選び方には注意が必要です。
SSDの種類について
まず、SSDには25インチのSSDとM.2のSSDがあります。
現在市場で販売されている多くのPCは、25インチのSSDに対応しています。
一方、M.2のSSDは最新のPCでも取り付けられないことも多いため、今回は25インチのSSDについて主に解説しますね。
SSDの性能指標について
SSDを購入するとき、箱に書かれた「読み書き速度」で判断している方が多いのではないでしょうか。
数値が高いほど良いSSDであると判断しがちですが、実際はこの数値だけで性能を判断することはできません。
この数値は理論値であり、実際には使用状況によって異なる場合があります。
また、箱には記載されていない性能や、製品のサイトでも公表されていない性能もあるため、良いSSDを判断することは難しいですよね。
そこで、SSDの性能を正確に把握するために、SSDの構造について理解していきましょう。
SSDの構造
SSDは、3つの部品から構成されています。
DRAMは、高速なデータ通信を可能にするメモリです。速度が遅いTLCやQLCタイプの性能を補うこともできます。
NANDフラッシュメモリには、0と1でデータを記録する小さなセルがあり、これによってデータが保存されます。
NANDフラッシュメモリは、SLC、MLC、TLC、QLCと種類があり、容量や性能に違いがあります。
性能は、DRAM、SLC、MLC、TLC、QLCの順に高速度が維持され、耐久性や保存期間も短くなります。一般的にはTLCタイプが推奨されていますよ。
容量が増えるにつれ、性能は下がります。
SSDの評価方法
次に、SSDの評価方法についてご紹介します。
SSDの性能を測るためには、CrystalDiskMarkという無料ソフトを使って評価することができますよ。
- 読み取り速度・書き込み速度
- アクセス速度の違い(シーケンシャルアクセス、ランダムアクセス)
- ベンチマークの信頼性:(新品と定常状態での性能比較)
- 負荷下での性能を確認することが重要
読み取り速度や書き込み速度は、箱に記載されていて、数字が大きいほど性能が高いので分かりやすいですよね。
アクセス速度の違いについては、シーケンシャルアクセスとランダムアクセスの2つの指標で測定されます。
シーケンシャルアクセスとは連続したデータにアクセスする速度で、ランダムアクセスとは必要なデータに直接アクセスできる速度を指します。
パソコンを使っているときは、色んなアプリを並行して作業していることが多いですよね。
実は、ランダムアクセスの測定値が重要なポイントでもあるんですよ。
ベンチマークの信頼性とは、CrystalDiskMarkの信頼性ということではありません。
新品の状態で評価したベンチマークと、ある程度使用した状態(定常状態)のベンチマークでは違いが出ます。
定常状態が本来のSSDの性能になりますが、種類によっては新品状態との落差が大きいSSDもあります。
さらに、ベンチマークは負荷をかけていない状態で評価した結果となります。
負荷をかけた場合の評価がグッと下がるSSDもありますよ。
定常状態でのベンチマークや負荷をかけた数値は公表されていないので、消費者の私たちにとっては判断することもできないですよね。
SSDの選び方
それでは、どうやってSSDを選べばいいのでしょうか。
次のポイントに注意して、選ぶようにしてくださいね。
- 【容量】:必要な容量を選ぼう。
- 【DRAM】:TLCタイプのDRAMを搭載していると、性能が向上します。
- 【データのアクセス方法】:ランダムアクセスに強い製品を選ぼう。
- 【耐久性】:長期間使用する場合は耐久性にも注意しよう。
おすすめのSSD
性能や金額などを総合的に判断した結果、4つのSSDをおすすめします。
内部のパーツを全て自社で製造しており、品質が安定しているため、信頼性が高いです。
また、性能や耐久性に優れているので、おすすめですよ。
Samsung 870 EVO
Crucial MX500
Western Digital
SanDisk Ultra
まとめ
今回は、SSDの種類や評価方法を解説し、おすすめのSSDをご紹介しましたが、いかがでしたか。
SSDは、容量やDRAMの有無、データのアクセス方法、耐久性をポイントに選ぶことが大切ですよ。
快適なパソコンライフを過ごしてもらえるお手伝いができていれば嬉しいです。
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