SiriやAlexaも危ない?スマートデバイスが引き起こした衝撃の事件の実態と対策

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こんにちは、TAIKIです!

今日は視聴者さんからいただいたDMにお答えする形で、スマートデバイスの危険性についてお話しします。

最近ニュースで、iPhoneのSiriが会話を無断で録音し、集団訴訟されたという話を見ました。

スマホ以外でも同じような危険性がある機器について教えてほしいです!

TAIKI
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驚くような話ですよね。

スマートデバイスが私たちを「監視」しているという都市伝説を聞いたことありませんか?

実際には、都市伝説では済まされないような事件がいくつも発生しています。

今回は、特に印象的な事例をいくつかご紹介します。

1. AmazonのRingカメラ事件

Amazonの「Ring」というネットワークカメラが話題になりました。

このカメラは外出先からでも家の中を確認できる便利な防犯カメラですが、以前は開発や保守に携わる職員がユーザーのカメラ映像を自由に見られる状態だったんです!

例えば、ある職員が特定の女性のカメラ映像を盗撮していたことが発覚しました。

同僚のカメラを特定し覗き見るなど、内部でのプライバシー侵害が問題になり、最終的にAmazonは米連邦取引委員会から訴訟を受け、約8億円の和解金を支払っています。

現在はセキュリティが強化されていますが、この事件はネットワークカメラ全般に共通する脆弱性を浮き彫りにしました。

2. 世界中のカメラが見放題だったinsecam

少し前まで「insecam」というサイトで、世界中のネットワークカメラが不正に公開されていました。

日本のカメラも約7,000台が対象になっており、脱衣所やジムの更衣室の映像が見られる状況でした。

こうした問題はパスワードを初期設定のままにしていることが原因です。

3. Amazon Alexaと勝手な会話送信事件

Amazonのスマートスピーカー「Alexa」が、ユーザーの会話を録音し誤って第三者に送信してしまう事件がありました。

ある夫婦が自宅でフローリングについて話していた内容が、旦那さんの同僚に送信されていたという事例です。

Amazonは謝罪し「誤作動」と説明しましたが、こういった問題は以前から複数報告されています。

4. iPhoneのSiri録音事件

2019年、AppleのSiriが無断でユーザーの会話を録音し、それを外部に共有していたことが問題になりました。

Appleはこれを「誤作動修正のため」と説明しましたが、許可を得ずに録音していた点で集団訴訟に発展。

最終的に150億円の和解金を支払い、現在はユーザーの許可がない限り、録音しない仕組みに改善されています。

ご自分のiPhoneの設定が、どうなっているか一度確認してみましょう。

設定→プライバシーポリシーとセキュリティ→解析と改善の順に進むと「Siriと音声入力の改善」という項目があります。

ここがオフになっていれば、音声入力の情報はAppleに共有されません。

対策方法

では、こうした問題から自分を守るにはどうしたらいいのでしょうか?

簡単にできる2つのポイントをご紹介します。

  1. パスワードを強固にする!
    初期設定のパスワードは必ず変更しましょう。特に「admin」や「password」のまま使うのはNGです!
  2. ファームウェアを常に最新に!
    古い機器やアップデートされていない機器はセキュリティが脆弱なので、設定を確認して自動更新を有効にしてください。

スマートデバイスは便利ですが、正しい知識と対策を持って使うことが重要ですね。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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